在宅ワークをするようになって、これまで以上に健康に気遣うようになりました。
そのうちの1つが「パン作り」♪
「できるだけ余計なものを入れない」「材料にもこだわる」をモットーに、HB(ホームベーカリー)を使用した手軽なものから、オーブンを使用した手ごねパンまで、様々なパン作りに挑戦しています。
様々なレシピ参考に、自分なりにアレンジして作っています。
今回は「全粒粉入りよもぎあんぱん」です。
食欲をそそるよもぎの香りがふわっと漂い、軽い生地と甘さ控えめのあんでパクパク食べられます。
朝食やおやつにぴったり♪
材料(12個分)
()内はutaが使用している種類ですが、お好みでアレンジして下さい♪
※ページ下部に使用した材料を紹介しています。
☆強力粉(春よ恋)250g
☆全粒粉(100%で焼けるパン用粉)30g
☆無塩バター(グラスフェッドバター)50g
☆砂糖(てんさい糖)24g
☆スキムミルク 10g
☆塩(岩塩、海水塩、藻塩等)5g
☆卵25g
☆水150g ※室温25℃以上の時は約5℃の冷水を使用
☆よもぎ
・よもぎパウダー 5.4g
・湯 28g
★インスタントドライイースト(サフ赤)2.7g
◇あん 300g ※25g×12個分
・さらしあん 80g
・水 214g
・塩 少々
・砂糖(てんさい糖) 86g
◆ドリール ※艶出し用溶き卵 適量
◆黒ゴマ 適量
※PanasonicHB附属レシピよりアレンジ
作り方
あんを準備する
1)さらしあんと水を鍋に入れ火にかける
2)煮立ったら砂糖と塩を加える
3)中火で焦げ付かないように混ぜながら練る
4)お好みの硬さに練りあがったら器に移して冷ます
よもぎを準備する
5)よもぎパウダーを湯で戻す(よく混ぜる)
HBにセットする
6)HBのケースに、☆を入れる
7)★をHBの専用投入容器に入れる
8)ドライイーストコース、パン生地、レーズン「なし」でセットし、スタート!
生地の完成/仮丸め
9)完成のコールが鳴ったらすぐに取り出し、重さを計って12分割する
※ベタつく場合は生地に打ち粉(強力粉)をする
10)表面を張らせるように下に下に生地を折り畳み、丸める
11)乾いたふきんを掛けて10~15分寝かせる(ベンチタイム)
成形
12)手で軽く押さえてガス抜きし、きれいな方を下にして12等分したあんを包み、再度表面を張らせるように下に下に生地を折り畳み、丸める
13)乾燥防止に、全体に霧吹きで水をかける
14)ラップなしで30~35℃20~30分目安に発酵
※発酵完了の目安は目視で2倍程の大きさになるまで
発酵完了後
15)190℃で予熱スタート
16)ドリールを刷毛で表面に塗る
17)黒ごまを乗せる
18)170~190℃で15分焼く
※オーブンの火力によって調節する
焼き上がり
19)焼き上がったら天板ごと台の上に2、3回バンバンと叩きつけ、ショックを与える(焼き縮みの防止)
→完成!
網の上で粗熱を取ってから、すぐに食べない場合はラップ、ビニール等にくるんで保存して下さい。
黒ゴマの代わりにけしの実やアーモンドスライスもおすすめ。
乗せるものは色々アレンジしてみて下さいね。
・うちは2人家族なので12個は多く、実際は半量で作っています。
ただし、機種によっては推奨されていないので、分量の変更は自己責任でお願いします。
・HBの種類によって名称や設定項目が異なる場合がありますので、お手元のものに合わせて設定して下さい。
・私が使用しているHBは、既に廃盤になっている古い型のものです(Panasonic)。今は便利な機能がたくさんついた高性能のものが出ていますので、お持ちでない方はこの機会に一台ご用意してみてはいかがでしょうか。結構やみつきになるかもしれません♪
utaの健康へのこだわり
「せっかくおうちで作るのだから、できるだけ身体にやさしい材料を」をポリシーにしてパンを作っています。
健康を意識して取り入れている主な材料は以下の通りです。
全粒粉
全粒粉は「100%で焼けるパン用粉」を使用していますが、やはり100%では食べにくいので、全体の10~20%程度に留めています。こちらはお好みで調整して下さい。
全粒粉は、普通の小麦粉(薄力粉、強力粉)と違い、表皮や胚芽を残したままの小麦の粒を挽いたものです。
そのため色が真っ白ではなく茶褐色で、香ばしく若干苦味があり大人の味です。
小麦粉に比べて食後の血糖値が上がりにくい全粒粉を基本全てのパンに取り入れています。
てんさい糖
てんさい糖は、日本では北海道で栽培されている植物の「てん菜」から糖分を抽出してできる糖蜜から作られています。
てんさい糖には様々なミネラルや整腸効果のあるオリゴ糖が含まれており、からだにやさしい砂糖です。
上白糖のような精製された砂糖は、糖分を煮詰めた後にできる結晶からできているもので、ほとんどが炭水化物になります。
上白糖に比べ、血糖値が上がりにくく、普段の料理からこちらを使用しています。
グラスフェッドバター
「グラス=草」「フェッド=飼育」つまり、牧草を食べて育った乳牛から取れたミルクで作られたバターの事です。
狭い牛舎で穀物を食べて育った乳牛から取れたミルクとは違い、自然でストレスなく育っているため、その栄養価にも違いがあります。
一般的なバターが飽和脂肪酸を多く含むのに対し、グラスフェッドバターは不飽和脂肪酸を多く含みます。
飽和脂肪酸を多く摂取すると動脈硬化等の健康被害の元になります。対して不飽和脂肪酸は、動脈硬化を予防する効果があると言われています。
その他にも牛乳の代わりに無調整豆乳を使用したり、油は米油やオリーブ油を使用しています。
材料だけではなく、一般のレシピに対し、砂糖の量も2/3程に減らしたり糖質の摂取量にも気を付けています。
材料によってはなかなか市販で手に入りにくいものもありますが、その場合はネット通販で取り寄せています。
以下にutaが実際に使用している商品を紹介します。