あなたは在宅ワーカーに向いている? 向いていない?
今回の記事では、「フリーランスの在宅ワーカー」に向いている人、向いていない人を考えてみたいと思う。今回は「在宅ワーク」に限らず、「フリーランス」として考えた方が良いかもしれない。
「フリーランス」に向いている人
私が思う「フリーランス」に向いている人は、こんなタイプの人やこんな働き方をしたい人である。
- 孤独を愛するスナフキンタイプ
- 実力主義のやりがいを求めるタイプ
- 人に使われたくないタイプ
- 関わった仕事の全てを自分で把握したいタイプ
- 自分の得意を生かしたいタイプ
- ライフスタイルに合わせた仕事をしたい
- 諸事情で収入を調節したい
「孤独」好き?
「孤独」と言えば、ひとりで寂しい~~というイメージだし、どちらかと言えばマイナスな意味で使われる(実際に辞書でもそんな感じ)が、私は一概にそうは思わない。
私もひとりで居るのは苦痛ではなく大好きである(家族・身内・友人は居るが)。
ひとりを独りと思うか一人と思うか。寂しいと感じるか自由と感じるか。その人次第なのではないだろうか。
フリーランスは基本全てひとりで作業しなくてはならない「孤独」なもの。
その環境を自由・孤独を愛するスナフキンのように、楽しむ事ができれば向いているのかもしれない。
仕事に何を求める?
皆さんは仕事に何を求めているだろう。
収入? 人とのつながり? 社会勉強? 技術の向上? やりがい?
「技術の向上」や「やりがい」に重点を置く人は、フリーランスに向いているように思う。
一般企業に勤めていると、1から10までの工程があっても3と4だけしか任せて貰えず、作業の全てを把握できないという事は普通にある。
部署もたくさん分かれていて、「経理」や「企画」「営業」「人事」等々……、
部署や作業内容にはそれぞれ配属された人がいるのだから、ひとりで会社の動きを全て把握する事はまず不可能である。というか、企業とはそういうものである。
フリーランスでひとり立ちすれば、基本全ての工程を一人で行なう事になる。つまり1から10まで全て自分で把握できるのだ。
自分の仕事を最初から最後まで管理したい人には向いているのではないだろうか。
そして「やりがい」についても同じである。
例えば一枚の絵を3人で分担して描くのと、1人で描き上げるのでは、どちらに「やりがい」を感じるだろうか。
また、どんなに頑張って働いて売上に貢献しても、決まったお給料しか貰えないのと、実績に応じた成果報酬だったり、ましてや自分の描いた絵が価値あるものとして売れたら……どちらに強い喜びを感じるだろうか。
売れても売れなくても安定したお給料。売れなければ「0」、売れれば実力に応じた「報酬」+「やりがい」。
皆さんはどちらを選ぶだろうか。
使われたい? 使われたくない?
皆さんは、人に使われる事に抵抗はないだろうか。
「まったくないよ!」という方は、今の社会生活が向いている方かもしれない。
逆に「人に使われたくない」「命令されたくない」「どちらかと言えば人を使う方が向いている」と感じる方は、フリーランス向きかもしれない。
仕事の全てを把握したい?
先程も書いたように、企業に勤めているとどうしても作業するのは工程の一部分だったりする。
営業や経理、企画、人事等部署によっても仕事は分かれるし、営業が取った仕事でも実際に在庫確認や発注、配達集金等は別の担当者の仕事だったりする。
ひとつの案件でも複数の人が関わるため、1から10まで自分で管理する事はまずできないのだ。
そのため伝達ミスでクレームが起こったり、思ってもない事態に発展する事もある。
そういう伝達ミスや他者の怠慢によってせっかく取った仕事が台無しになってしまうくらいなら、全部自分で管理して最後まで責任をもちたい!
といくら思ったところで、それでも人に頼んだり任せなくてはならないのが企業である。
その点フリーランスであれば、全て自分で管理でき、責任を持ち、例えミスが起こっても自分の責任なのだから納得できるだろう。
「好き」を仕事にしたい?
例え企業に勤めていて決まったお給料しか貰えなくても、「好きな事」を仕事にしていれば、やりがいを感じている人もたくさんいるのではないだろうか。
ケーキが好きだからケーキ屋さんで働いたり、テニスが好きだからインストラクターをやったり、子供が好きだから保育士になったり。
お金じゃなく、ただ好きなものに携われる事で充実している方ももちろんたくさんいるはずだ。
だけどまた逆に、生活の安定のために好きでもない事を仕事にしたり、実力不足で好きな事を仕事にできないまま年数が経ち、もやもやしたまま別の仕事をしている人もたくさんいるに違いない。
後者の中には、「何かきっかけがあればいつか」とひっそり野望を抱いている人もいるのではないか。
ある程度社会で経験を積んだ後は、最近はあまり聴かないが「脱サラ」をして好きな仕事をしたいと望んでいる人も多いに違いない。
実際は生活が不安定になる事を考えると、なかなか一歩踏み出せないのだけど……。
それでも一度きりの人生、ある程度一生懸命働いて社会に貢献したと自負できるなら、残りの人生は誰かのためじゃなく「自分のため」に生きてもいいのでは? と私は思う。
もちろん誰かに迷惑を掛けたり責任放棄はだめなので、自分の置かれている立場や環境をしっかりと見極めて、周囲の方との話し合いもきっちりね。
不規則な生活リズムだから
「小さな子供がいるから決まった時間に働けない」
「親の介護をしながらでも働きたい」
「足が不自由なので、自宅で仕事がしたい」
様々な理由によって、一般企業で決まった時間帯で働くのが難しい人もいるだろう。
フリーランスの在宅ワーカーであれば、これらの心配はほとんどない。
自分で仕事を取り、納期を設定し、空いた時間にクライアントと打ち合わせをし……全てパソコン上で完結する事ができるのだ。
もちろん相手はお客様なので、突然「急ぎで」と言われる事もあるが、基本は自分のライフスタイルに合わせた時間で仕事ができるのもメリットである。
収入を調整したい
様々な理由で、収入を減らしたい月もあるかもしれない。
そういう時は、単純に仕事を受注しなければ良い。
リピーターさんからの依頼を他の販売者に取られてしまうのが困るなら、例えば新規のみお断りする等臨機応変に対応すれば良い。
「フリーランス」に向いている人 まとめ
以上が私の考えるフリーランスの在宅ワークに向いているタイプの人である。
簡単に要約すると、「孤独を自由と思える人」「やりがいを求める人」「人に使われたくない人」「仕事の全てを把握したい人」「好きな事で仕事をしたい人」「不規則な生活でも仕事をしたい人」「収入を自分の都合に合わせて調整したい人」である。
向いていない人は、単純に反対のタイプと思って欲しい。
ここまで読んで頂き、自分はやっぱり在宅ワークに向いている! と思った人は、まずは気軽に始められるココナラに登録してみてはいかがだろうか.。
登録は無料で、自分のできる事、好きな事を簡単に出品、販売できるサービスだ。
スキルのフリマ【ココナラ】
他にもクラウドワークス等、たくさんの副業提供サービスがある。
自分に合ったものを選んで「憧れの在宅ワーク」の足がかりにしてみて欲しい。
次回は余談だが、「私が在宅ワークをするに至った経緯」をお話ししたいと思う。